わたしの好きなもの☆ヨーガンレール
こんにちは
金曜日はヨーガンレールの日☆
本日はミツオカがお送りします
ミツオカ、特に、無趣味なのですが…
趣味はあるにこしたことない
つくづく思います。
好きなことはあります。
読書
好みは偏っているし、
気分が乗らないと1文字も読めなくなるという
大変な気分屋ですが
好きな作家さんがいます。
江國香織さん。
出会いは、中学生の時。
通っていた学習塾の先生に勧められたのがきっかけでした。
その後、数年のブランクを経て、
大学生の時に読書熱が湧いて湧いてしょうがない時期があり
色々読んだものです。
そんなこんなで、今でも大好きな作家さん。
今まで読んだ中から数作品をご紹介しますね。
『落下する夕方』
誰も報われないようなお話。
1人の奔放な女性によって
見て見ぬふりをしていた
自分の中の嫌な部分と対面させられる。
”報われない”とは違うかもしれない。温かい悲しみ。
不思議な三角関係。
もし現実に起こったら、受け入れられられないと思う。
物語だから読めたし、こんな感想を持ったけど。
『スイートリトルライズ』
これを読んで、
あぁ、男女の違いはこれか。
と、妙に納得したものです。
女は、枠から外れて初めて枠の大切さに気付き、
男は、枠の外に安らぎを作ることで枠の中にいられる。
結局すれ違っているけど、
だからうまくいくこともあるんです。
という話。
『真昼なのに昏い部屋』
カゴから放たれてしまった小鳥の話。
もちろん、主人公は人だけど。
外の世界を知らなければ、
かごの中で不自由のない生活ができたかもしれない。
でも、外にも世界があることを知ってしまった。
知りたくなる、憧れる。
そっちにいる方が、人間らしい本来の姿なのかもしれない。
そして、自らの意思でそっちの道を選んだ。
そんなお話。
『こうばしい日々』
一番最近読んだ本。
アメリカに住む思春期の男の子の大人への階段の途中のお話。
日々の、口には出さないけど悶々としている気持ちが詰め込まれた、
「大人には見せない日記」
のようなお話。
これと一緒に編集されていた『綿菓子』
実は私はこっちの方が好きでした。
日本の女の子が主人公。
お姉ちゃんの元彼に抱いていた秘めた初恋。
早く大人になりたい。そんな気持ちが詰まっていた。
この中に出てくる“おばあちゃん”の語りが印象的でとても心に残っています。
江國香織さんの作品が好きなのは、
言葉が優しいから。
ひとこと、ひとことが、語りを聞いているように
スッと心に収まってくれる。
そして、お話の情景がとても美しい。
そこに広がるのはとても純粋な世界です。
こんな感じで、今回はミツオカの好きなもの。
を紹介させて頂きました。
少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです♪
それでは、また来週~
金曜日はヨーガンレールの日☆
本日はミツオカがお送りします
ミツオカ、特に、無趣味なのですが…
趣味はあるにこしたことない
つくづく思います。
好きなことはあります。
読書
好みは偏っているし、
気分が乗らないと1文字も読めなくなるという
大変な気分屋ですが
好きな作家さんがいます。
江國香織さん。
出会いは、中学生の時。
通っていた学習塾の先生に勧められたのがきっかけでした。
その後、数年のブランクを経て、
大学生の時に読書熱が湧いて湧いてしょうがない時期があり
色々読んだものです。
そんなこんなで、今でも大好きな作家さん。
今まで読んだ中から数作品をご紹介しますね。
『落下する夕方』
誰も報われないようなお話。
1人の奔放な女性によって
見て見ぬふりをしていた
自分の中の嫌な部分と対面させられる。
”報われない”とは違うかもしれない。温かい悲しみ。
不思議な三角関係。
もし現実に起こったら、受け入れられられないと思う。
物語だから読めたし、こんな感想を持ったけど。
『スイートリトルライズ』
これを読んで、
あぁ、男女の違いはこれか。
と、妙に納得したものです。
女は、枠から外れて初めて枠の大切さに気付き、
男は、枠の外に安らぎを作ることで枠の中にいられる。
結局すれ違っているけど、
だからうまくいくこともあるんです。
という話。
『真昼なのに昏い部屋』
カゴから放たれてしまった小鳥の話。
もちろん、主人公は人だけど。
外の世界を知らなければ、
かごの中で不自由のない生活ができたかもしれない。
でも、外にも世界があることを知ってしまった。
知りたくなる、憧れる。
そっちにいる方が、人間らしい本来の姿なのかもしれない。
そして、自らの意思でそっちの道を選んだ。
そんなお話。
『こうばしい日々』
一番最近読んだ本。
アメリカに住む思春期の男の子の大人への階段の途中のお話。
日々の、口には出さないけど悶々としている気持ちが詰め込まれた、
「大人には見せない日記」
のようなお話。
これと一緒に編集されていた『綿菓子』
実は私はこっちの方が好きでした。
日本の女の子が主人公。
お姉ちゃんの元彼に抱いていた秘めた初恋。
早く大人になりたい。そんな気持ちが詰まっていた。
この中に出てくる“おばあちゃん”の語りが印象的でとても心に残っています。
江國香織さんの作品が好きなのは、
言葉が優しいから。
ひとこと、ひとことが、語りを聞いているように
スッと心に収まってくれる。
そして、お話の情景がとても美しい。
そこに広がるのはとても純粋な世界です。
こんな感じで、今回はミツオカの好きなもの。
を紹介させて頂きました。
少しでも興味を持ってもらえたらうれしいです♪
それでは、また来週~